東京湾
実行日 ) 1999.10.28 AM2:30 〜 AM6:45
出発(歌舞伎町バッティングセンター)から解散(西新宿5丁目)まで >
約65km(推定)
これこそまさに何も考えないで行った企画だ。番人宅で「眠い」を
連呼していた2号を無理矢理バッティングセンターに連れていった所
から、この物語は始まる。
眠いといいつつ、バッティングセンターから出てきて元気だったの
は、無論2号の方である。AM2:30。このまま解散もなんだし、ちょっ
とぶらっとしようという事で、そこから情痴大学に向かう。実際、こ
れはたいした距離ではない。歩いても30分ぐらいの距離だ。
あっさりついてしまう。ここで、2人は空腹を覚える。うまいもん
が食いたい。普段は吉牛や太郎が相場の2人が、こういう時に限って
高級志向になる。
築地に向かう事にする。この時間なら、トラックが粋のいい魚を運
搬しているのでは。うまく襲えば、たらふく食えるだろうと考えた2
人は、猫まっしぐら状態になる。
昔有名な人がこういった。「夢はかなわないから夢なのである。」
市場は、休みだった。
やはり夢は所詮夢。現実を見据える事にする。「自分たちで釣ろう。」
目的地は東京湾。勝鬨橋や晴海通りを経て、意外とあっさり着く。
だが、勿論釣れるはずも無い。術も無い。ただのチャリ旅となる。こ
の日は、強風注意報が出ていたので、10月といえどかなり寒かった。
かばんの中に入っていたバイトの服を重ね着し、チャリをこぐ。考え
てみればこの日もバイト直後だ。ビックサイトやフジテレビ前で暴れ
る2人。もう誰もとめられない。
看板によじ登る番人。時計の時刻に注目。
わからないと思うが後ろはフジテレビ。
東京もこういう朝焼けはきれいなものだ。
結局物を食ったのはAM6:45、解散場所の西新宿5丁目の太郎だった。
並み2杯平らげ、2人はさっていった。
こうなった2人は自分を制御する術を知らない。合掌。
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